加工技術　「ダイレクトドライブモータの超精度・高性能を担うテクノロジー」

私たち橿原電機の一番の強みは、機械製造における、卓越した加工・組立の技術。それは弊社が、世界的なシェアを誇るダイレクトドライブモータ（株式会社安川電機）の製造を請け負っているという実績が、何よりの証左です。

世界中で、最先端の製造装置の心臓部を支えるダイレクトドライブモータには、1回転を4,096,000分割できる高い分解能、絶対精度±15秒・繰り返し再現精度±1秒といったハイレベルの性能を要求されます。これらは、ダイレクトドライブモータを構成する部品加工の精確さ、組立精度によって維持されていることは、言うまでもありません。

また、ダイレクトドライブモータシリーズには、外径φ80mm～φ250mm、高さ50mm～400mmと、様々なバリエーションがあります。モータの構造上、求められる加工・組立精度は一様に高く、特に大型部品の精密加工技術は必須です。その点も弊社では、最大φ700×400（治具高さを含む）という大型の内面研削盤を所有、大型部品の高精度円筒研削を可能としています。

私たちは、あらゆる加工プロセスにおいて、高い精度と確かな品質を創出いたします。

生産体制　「ハイレベルの顧客満足と、効率化を実現」

「生産ラインの効率化」これは、顧客満足を高めるため、製造業に携わるすべての組織が取り組まねばならない課題です。

橿原電機では、生産活動における7つの「ムダ」（つくりすぎのムダ・手持ちのムダ・運搬のムダ・加工のムダ・在庫のムダ・動作のムダ・不良品、手直しのムダ）」を徹底排除した、独自のジャスト・イン・タイム体制を構築しています。

カンバン運用による後工程引取り方式と、生産進捗が「見える化」された生産管理システムにより、多品種・少量生産を可能にし、市場ニーズに合った製品供給と、短納期要求・原価低減に貢献いたします。

また弊社では、受注から素材手配、部品加工から組立、検査までの全工程を社内で一貫生産。製品のリードタイムを短縮し、高品質・短納期・低コストを実現する体制を整えています。

長年の実績　「50余年の厚い信頼と、幅広い実績」

橿原電気は、創業1960年。以来、50年以上の長きにわたり、モータ巻線加工・電気機械器具製造の実績を重ねてまいりました。

特に巻線製造においては、特殊作業的要素が多く、技術者の熟練を要します。創業時より、巻線製造に携わってきた弊社には、他にはない、豊富な経験と技術の蓄積に裏付けられた、高品質の製品をご提供できると自負しております。

弊社理念にもあります通り、私たちは半世紀余りの間、常に社員一人一人に「信頼される社員になれ」と徹底してまいりました。それはすなわち、お客様にご満足頂ける仕事を、提供し続けることです。
おかげさまで今日まで、多くのお客様の信頼に支えられて、経営を続けることができました。製品品質への感謝状もたびたび頂戴し、社員一同の励みとしております。

長年の実績におごることなく、さらなる顧客満足を追求し、クライアントの皆様のご期待にこたえられるよう、精一杯取り組ませて頂きます。